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素晴らしき日曜日

当時、映画界では経営者と労働組合が対立が激化していた。組合の強引なやり方に奮起をひるがえした10人のスター俳優たちは東宝を離れていく。

また組合も分裂して行き新東宝設が立されました。東宝はスターがいなくなり、スタッフも減り危機的状況に陥ります。

ところがそういう状況だからこそ残った人は、内容で勝負とばかり奮起します。

このときに黒澤自らの監督作品に選んだのがは「素晴しき日曜日」です。

脚本を担当した植草圭之助(うえくさけいのすけ)は、黒澤の小学生の同級生。立川という教師の影響で芸術を語り合った仲間でした。
その後、お互い別々の人生を歩みながら、東宝という会社で再開していたのです。

しかし戦争中は、意見の食い違いで二人の中は疎遠になっていたのです。敗戦が再び彼らを結びつけます。
「今の日本の現実を描こう」「傷ついてる青春男女を描こう」「セットがあいてないならオールロケだ」「スターがいないなら新人を使おう」
脚本作りによって二人の間にながれた時間は一挙にに縮まり“圭ちゃん”“黒ちゃん”の間柄に戻ったのです。

この映画は、終戦から二年後の東京が、ロケーションで見事に映し出されている。毎日映画コンクールで監督賞と脚本賞を受賞。
受賞式には恩師の立川先生を招待します。
黒澤と並んで受賞を待つ植草がふと壇上から見るとハンカチで目を押さえる恩師の姿が見えたのでした。
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