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椿三十郎

「用心棒」の大ヒットから生まれた黒澤映画の代表作「椿三十朗」。笑いの要素も盛り込んだ痛快娯楽映画です。
この映画が作られたのは昭和37年。TVが普及し、映画人口は急激にに落ち込んでいました。
モノクロ映画では観客の心をつかめないと多くの監督がカラーに移行した時代。そんな時代の中でも黒澤はモノクロにこだわり、その人気も衰えませんでした。
黒澤はカラー導入に慎重ではありましたが、新しい技術には積極的に挑戦する監督でした。
「椿三十朗」では、モノクロの画面では表現しにくい花の色を惹きただせるために「椿の花だけ赤くできないか」いうアイデアを出します。
技術的に難しいと解かると赤い花をすべて墨で黒く塗り、白い椿とのコントラストを惹きただせました。
作品をより印象的に魅せることを考え最大限の努力をした黒澤明。
映画の一部に色を付けるというアイデアは次の「天国と地獄」で実現するのです。
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