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夢

若い頃画家を目指していた黒澤明。彼は監督になってからも沢山の絵を描きました。それは、絵コンテです。自分の表現したいもの、その世界観をスタッフに伝えるため何枚もの絵を描いたのです。時にはラフに、時には様々画材を駆使して、スケッチブックに、ノートに、台本の空きページに彼は描き続けました。

「絵コンテを描くとき、ずいぶんいろんなことを考える。その場所のセッティング。
その場面に出る人物の心理や感情、その人たちの動き。それを捕まえるキャメラアングル。光線の状態。衣装や小道具。
そうゆうことを具体的に考えないと、その場面を絵には描けない。いや、それを考えるために絵コンテを描くのだ。と言ったほうがいいかも知れない」(「画コンテについて」 より)

夢は黒澤映画の中でも絵画的要素が色濃い作品です。黒澤自身が見た夢をベースに八つの物語がオムニバス形式でつづられています。

この作品が公開された1990年。アカデミー名誉賞を受賞し、偉大な監督としての業績を称えられた黒澤明。
彼はスクリーンという大きなキャンバスに筆を走らせ続けた画家だったのかもしれません。
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