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●日経の「私の履歴書」で仲代達也椿三十朗の最後の決闘シーン振り返る。

日本映画史上に残るあの壮絶な椿三十郎(三船敏郎)と敵役・室戸半兵衛(仲代達也)の一騎打ちのシーン。彼は1ヶ月前からそのシーンのために真剣で稽古を積んだそうだ。

”台本はこうなっていた。「長い恐ろしい間があって、勝負はギラッと刀が一ぺん光っただけで決まる」。ほかには何の説明もない。一体どんなふうに刀を抜き、斬り合うのか。本番までわからない。
御殿場のロケ地に行って、おやっと思った。予備の衣装が何十枚も積んである。そして着物の下に容器のようなものを付けさせられた。(中略)
 三船さんの居合いは〇・三秒という一瞬の技だった。刃を下にして左手で抜きながら右手の拳を刀のみねに添えて斬り上げたのだ。三船さん自身が思いついた殺陣だった。
 斬られた瞬間、ドスンという衝撃を受け、倒れそうになるのを懸命にこらえた。そばにいた加山雄三、田中邦衛ら若侍たちは、私のからだから血が噴き出したので「事故か」と思った。映画の中の、口を半開きにして青ざめた彼らの表情は演技ではない。”(日本経済新聞「私の履歴書?」仲代達也)
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