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●野上照代が語る黒澤監督とは
「「羅生門」に付かなかったら、(私は)全然つまらない人生かもしれない。(※「羅生門」は野上が最初に付いた作品)黒澤さん自身って人は非常に魅力がある人だったからね。つまらない監督だったらこうはもたないよ」
野上さんは、記録・協力監督という仕事柄、半世紀くらい黒澤さんの一番近くにいたともいえる。

●油井昌由樹が黒澤との会話で印象に残った話とは
「一番話をしたのは、戦争と平和ですかね。トルストイの話、ロシア文学の話は多かったですね。「読んだ?」っておっしゃるんですけど。俺駄目なんですよ。舞踏会のシーンでわかんなくなっちゃうんで(笑)。どうもそっから先進めないんですよ。いまだに。「必ず読みなさい、」っておっしゃってたんですけど、果たしてないですね(笑)」

●油井昌由樹(ゆういまさゆき)はすべてテイク1でオッケイになってテイク2になったことがないらしい。(油井本人談)

●仲代達矢(なかだいたつや)が黒澤を語る。
「どうして人間はこうやってお互いに殺しあわなきゃいけないのかね」って言うんです。それは当然ですよね。でも天才、黒澤明がね、なんか学校の先生が言うようなことを堂々と言う。私は黒澤明さんこの正義感、正義、平和、そういうものを本当に思ってらした監督なんだなと思いましたよね」

●井川比佐志(いがわひさし)の話(晩年の黒澤映画には欠かせない俳優)

「(黒澤さんは)完全主義者とか、あるいは天皇とか、いろんな言い方で、そうゆう部分だけが強調されすぎてるような気がしますね。私らは黒澤フィルムに出演者として加わってるときが、一番安心して仕事ができたくらいですよ。自分のやるべきことさえやればいいっていう」

「監督自信がたいへん勉強家だったから世間で言われてるような、天才っていうだけは片付けられない。やっぱり努力の人だったんだなって思いますしね、で、強い人ですよ。負けず嫌いな。で、強い人ほど実はやさしいんだなってことが私は実感として感じています」

「(黒澤さんには)教わったこと沢山ありますけども、監督はつねづねリハーサルの時に「ほら、まだ力が入ってるよ。もう少しあごの力抜いてごらん。ん、いやいやまだ力が入ってる。口もとに力が入ってる。のどに力が入ってる力を抜いて」な~んて(笑)よく言われたんですよ。ですから監督の写真を見ると見なくても他の映画やドラマでもそうですが、自分は多少、力んでなんかしたりするとすぐ黒澤さんが「ほら、まだ力はいってるよ。もう少し力を抜いてごらん、まだまだ、まだまだ入ってるよ。力が入りすぎてる」なんて言われてるような気がしてね、これでいいんだろうか、もし黒澤監督の前でこういう芝居をしたら、きっと言われるな。なんて思いながらね、未だにやってますよ(笑)」
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